猛暑が続きます|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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社長ブログ
猛暑が続きます|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2023-07-20
- 社長ブログ 杉山 勝哉
- 2023-07-20 杉山 勝哉
猛暑が続きますね
室内でも熱中症になると言われていますが、今年は身につけるクーラー「ウェラブルサーモデバイス」を購入しました。昨年は1日で1万台売れたという人気商品です。
実際に使用してみましたが、今のところ効果は「?」です。
以前に気温と不快指数の話をさせて頂きました。
蒸し暑く感じる原因としては湿度が大きく関係していますが、
湿度が高いほど空気中に含まれる水蒸気の量が多くなります。
この水蒸気が熱を持っており、私たちの体から放熱する際に影響を与えます。
具体的には、高い湿度の環境では体からの発汗が効果的に蒸発しにくくなります。
その結果、体温が上昇しやすくなり暑さをより感じやすくなります。
建物の性能によって環境は大きく変化しますので、湿度の高さを緩和する素材を取り入れる事が重要です。弊社で標準採用している漆喰とセルロースファイバーの話です。
夏の暑さを軽減するために漆喰とセルロースファイバーの断熱効果は大きいと言われております。私はこの素材を使った家に長年住んでおりますが、
連日続く猛暑の中、外出先から家に帰ってきた際に、部屋の中に設置された温度計の気温は確かに高いのですが、嫌なかんじではなく少しひんやりと感じた経験を何度かした事があります。おそらくオーナー様も同じ経験をされていると思われます。
天井や壁に使用されている漆喰は多孔質な素材であり、湿気を吸収し蓄える事ができる自然素材です。そのため、熱が伝わりにくく、室内の温度を安定させる効果もあります。
セルロースファーバーは再生可能な素材であり、主に新聞紙から作られています。
壁や天井に敷き詰められていますが、空気を含んだ繊維構造を持ち、熱の伝導を防ぐことができます。このため、室内の熱が外部に逃げるのを防ぎ、外部の暑さが室内に侵入するのを軽減する効果があります。更に湿気を吸収する性質があり、湿度を調整することで快適な環境を保つことが出来ます。
漆喰とセルロースファイバーは一例です。
夏の暑さを軽減するためには、漆喰やセルロースファイバーといった断熱材の効果を活用することをおすすめします。これらは自然素材であり、環境にも優しい特徴を持っています。
また、断熱効果だけではなく湿度調整の効果もある為、快適な環境の実現にも役立ちます。
猛暑が続く中での過ごし方は、適切な水分摂取、日中の外出を避ける、室内での工夫、そして熱中症対策が必要と言われておりますが、建物の性能に大きく影響される部分が多いと感じております。
皆さんも体調管理に十分注意し、夏を過ごして下さい