柱→無垢or集成材?|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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柱→無垢or集成材?|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2024-02-25
- スタッフブログ 古澤 文章
- 2024-02-25
- スタッフブログ 古澤 文章
先日、木のすまい工房の構造の要となる『乾太郎』を納めてくれている院庄林業さんが来てくれました。
3時間に渡って『乾太郎』の凄さを熱く語ってくれました!!
乾太郎の凄さ&良さを改めて感じ、乾太郎という木材を標準仕様で使う事ができている現状、そして私たちと同じように熱い想いを持った院庄林業さんに出会えた事に、改めて感謝です!
乾太郎の凄さに関して別の機会にたっぷりとお伝えしますが、今回はその一部を書きます。
桧は、一般的にカビ・シロアリにとても強いという性質を持っています。
それは桧に含まれるテルピネオールという化合物による効果です。
この化合物は虫が嫌う匂いのため、シロアリなどを寄せ付けづらくなり、防蟻・防カビ性能が高くなります。
(ちなみに人にとってはリラックス効果があります。)
この化合物が多く含まれているのが、木の中心部の『芯』になります。
上の写真は、間引きの際に何か月もそのまま放置された桧です。
この桧の状況を見て改めて驚いたのですが、桧でも木の外側部分はシロアリに食べられてしまいます。
逆に芯の部分には手が付けられていない状態でした。(食べ残しですね。。。)
写真を見れば一目瞭然で、テルピネオールが芯に詰まっている事を証明してくれています。
よく「桧の柱を使っているから、虫に強いです」といった話を耳にしますが、集成材は基本的に木の外側部分(辺材)が使われます。
ですので、桧だとしてもシロアリに食べられてしまうリスクが高いです。
もちろん『乾太郎』は芯を持った無垢材です!
上記のように、何となくで素材などを選ぶのではなく、理由を持って選ぶ必要があります。
今回記載したのは乾太郎の凄さのほんの一部です。
気になる方は是非ショールームにお越し下さい。
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