最近の私は、顔には出さなくても

心の中は常に緊張感に包まれているように感じております。

日常のささいな事でも、気持ちが落ち着かない時があります。

先日、現場で作業をしていたとき、

大工さんからひと言、「虹がでているよ」という声掛けがありました。

私の緊張感を察して声をかけてくれたとのだと思います。

驚いた私は空を見上げると確かにそこには美しい虹がかかっていました。

この機会を逃さず、屋根に上がって虹をしばらく眺めていました。

その光景を見て、心がほっとしました。

空気が張り詰めた状況でも、自然は美しいものを見せてくれるんだと感じました。

大工さんは「少し気持ちが和らぐね」と微笑んでいました。

この出来事を通じて

私は現状に囚われず、大きな視点で物事を捉えなければならないこと、

そして心にゆとりを持つ大切さを知りました。

日々の忙しさや緊張感に包まれる中で、自然の美しさや心のゆとりを感じることが出来る

瞬間はとても貴重です。

声掛けをしてくれた大工さんに感謝しています。

大工さんの優しさが、私の心にほんの少しの安らぎと希望をもたらしてくれました。