だいぶ前に、上司に言われたことを思い出しました。

¨建築は水の流れを設計することが大事だよ¨と

家の基本でもある雨仕舞い、樋からの雨水の流れ、給排水経路、、、

今考えると、家は葉脈のように水が流れている器のようなものかもしれません。

その中でも、雨水をしのぐことのできる屋根についてお話いたします。

屋根の主な種類は、瓦屋根、ガルバリウム鋼板屋根、スレート屋根とあります。

その中でも、瓦屋根を新築で見かけることが少なくなったと感じます。

瓦屋根は、昔の日本家屋の主流でした。

では、なぜ、瓦屋根が少なくなってきたと感じるのか？

それは、瓦屋根は、地震で落下する、強風に飛ばされる、重たいというマイナスイメージがあるからかもしれません。

しかし、瓦屋根は、断熱性が高く、遮音性に優れ、耐久年数が長いというメリットがあります。

昔の瓦屋根は、土の上に瓦がのっている土葺き工法というものがあり、あえて瓦を固定していなかったそうです。

その理由として、地震で建物が揺れるあえて瓦が落ちていく仕組みになっていたようです。

瓦が落ちることで建物の上部にかかる重力を下げ、建物が瓦の重さで倒壊することを避けていたようです。

しかし今の瓦屋根は、軽く、桟木という下地の角材に引っ掛けしっかり固定され、安定しております。

そう考えると、デメリットがない素晴らしい屋根材なのでは！と感じます。

また、ゆるやかな曲線美がとてもあたたかい印象を感じます。

平屋はとくに屋根面がアイレベルで、勾配によっては見えてきますので、高級感のある瓦屋根は特にオススメです！

ぜひ、木のすまい工房で、瓦屋根×平屋のお家を建ててみませんか？

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