「やかん」で考える熱貫流率|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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「やかん」で考える熱貫流率|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2023-11-18
- スタッフブログ 沢瀬 健一
- 2023-11-18
- スタッフブログ 沢瀬 健一
こんにちは。すまい創り総務室の沢瀬です。
家の断熱性能を考える時に出てくるキーワードに『熱貫流率』という言葉があります。
熱貫流率とは、室外と室内の温度差を1℃とした時に、壁1㎡当たり1時間にどれだけの熱量が通過するかを数値化したものであり、「値が小さい」ほど熱が伝わりにくく断熱性能が高いことになります。
そして、その値は材質とその組み合わせによって変わってきます。
さて題名にあります「やかん」ですが、お水を火にかけてお湯を沸かすという役割があり、材質は「アルミ」が使われることが多いです。
何故アルミが使われるのかというと、熱が伝わりやすいからです。
そして、やかんの取っ手には「樹脂(プラスチック)」が使われることが多いです。
取っ手がアルミのままでは、熱くて触ることもできないですよね。
しかし取っ手を樹脂にすることによって、熱いやかんでも普通に持つことができるのです。
それは樹脂が熱を伝えにくい材質だからなのです。
こちらはほんの一例ですが、このように熱の伝わり方というのは物質によって変わってきます。
特にこれからの寒い時期ですが、いかにして「室外の冷気を室内に伝えないか」「室内の暖気を室外に逃さないか」ということが重要になります。
なお「木」や「空気」も熱を伝えにくい物質です。
聞き慣れない言葉も、身近なもので考えると分かりやすくなりますね。
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