その地で生きてきた【樹】を『形』を変えてその地で使いたい|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
STAFF BLOG
スタッフブログ
その地で生きてきた【樹】を『形』を変えてその地で使いたい|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2024-02-22
- スタッフブログ 嶌田浩之
- 2024-02-22
- スタッフブログ 嶌田浩之
こんにちは。 すまい創りご支援室【新築営業】の嶌田です。
前回は私のお客様のおすまいの【お引渡しを終えて】についてお話させて頂きました。
まだ読まれていない方はこちらをどうぞ!
【お引渡しを終えて ~ナチュラルテイストが生みだす優しい雰囲気のおすまい~ | 千葉の注文住宅なら木のすまい工房 (kinosumaikoubou.jp)】
今回は、新しく出会いましたお客さまが、すまい創りを進める上で、どうしてもやりたい想いについて話をしたいと思います。
テーマは『受け継ぐ』です。購入した土地には大きな立派な樹が何本も生えています。
その中でも健康に生きている樹と、もう既に枯れている樹がありますので、今回は枯れている樹を切ることにしたとのことです。
でも切った樹はどうなるのか、、、、使い手が居なければ細かくカットされウッドチップにし、燃料に使われるぐらい、、、これではせっかくの木材がもったいない、、、歴史を刻んできた樹を『受け継ぎたい』といった想いが湧いてきたみたいです。
でも簡単なことではありません、、、切った木を使うまでにしっかりと時間をかけてまずは乾燥させないといけません。 木の中にはとても多くの水分が含まれています。この水分が多くあると、割れたり反ってきたりねじれたりと、、、そして腐朽菌によって木の細胞がぼろぼろに壊されたりと、、、良いことはないのです。
普段の生活の中で見ている木材製品はしっかりと乾燥されたものが加工されています。テーブルやカウンターに使われている1枚板もそうです。
木のすまい工房の標準仕様としている『桧の柱』も、しっかりと乾燥させ、割れたり反ったりねじれたりしないように、そして腐朽菌がつかないように含水率をしっかり調整した特別な柱を標準仕様としています。
生活の中に『木』を使うだけで温かみがでてリラックス効果も得られます。
そんな木材の仕事に長年携わってきましたので、今回のお客さまの想いにとても共感しています。
このプロジェクトが本格始動する日が待ち遠しい、、、楽しみで仕方ありません。
様々なお客さまと出会うことができるのも、この仕事の醍醐味だと思います。
千葉の注文住宅なら木のすまい工房へ