レールの上を歩く時代からレールがない時代に変わった。
一時期よく話に出た言葉です。
実はこの現象は、時代の変化の節目の中で起こりえる当たり前の事だと考えます。
戦後復興の中で、先人達が築き上げたレールを一生懸命に歩いていた時代から、
世の中の仕組みが変化したことにより新たなレールを築き上げなければいけない時代になったという事です。
戦後復興という目に見える激動の時代を通過していないから分かりづらいことで、時代の変化としては同じレベル感なのかもしれません。
今を生きる私たちが、未来に間違った方向性を出さないようにレール創りを行うことが必要です。
勿論、国を創り上げるとかの話をしている訳ではないです。
全体感を分かった上で分野、分野の中で最善を尽くすという事だと思います。
私達、木のすまい工房の責務は
住まい創りと言うレールを創り上げることです。
大変なことです。
だから一生懸命に研鑽をして磨き上げなければなりません。
多くのことは出来ませんが自らの分野、住まい創りで精一杯頑張りたいと思います。
楽しくなってきました。
皆さま、これからも木のすまい工房をよろしくお願いします。