二人の時間を大切に暮らす アトリエのある木のすまい|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
OWNER'S VOICE
オーナー様のお住まい拝見
二人の時間を大切に暮らす アトリエのある木のすまい|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
二人の時間を大切に暮らす アトリエのある木のすまい
本日お伺いするのは八千代市にあるH様のお宅です。オーナー様ご夫婦は、これまで数十年間、美術と関わってこられました。創作活動をしながら、ゆったり暮らせる家に住みたいと、アトリエのある家を建てられたそうです。「絵を保管するための部屋もある」と聞いていたので、いったいどのような空間なのかとても楽しみ。わくわくしながら、お家へ向かいました。
H様のお宅に到着しました。シンプルでセンスの良い外観のお家です。目を引いたのは、大きなウッドデッキ。どのように使われているのかは後ほどご紹介します。 お家は、地震や台風といった災害に強いことを重視して設計されています。
真っ白な壁に飾られた、色鮮やかな絵が玄関で迎えてくれました。これはご主人様が描かれたものです。シンプルな壁に、色彩豊かな絵画が映えていますね。ところどころに品良く飾られたグリーンがまた一段と絵を引き立てているように感じます。大きな絵を余裕を持って運べるように、広々と作られているところもポイントです。
1階は主に、創作活動のためのスペースです。美術室に入ったときのような、絵の具の匂いと紙の匂いがふわっと漂ってきました。一枚一枚表情の異なる木が用いられた床も、それだけで芸術作品のようです。様々な道具が美しく整理されている点からも、お家を大切にしていることが伝わってきます。
奥の大きな絵のある場所に、H様ご夫婦がいらっしゃいました。笑顔のとても素敵なご夫婦です。後ろにあるのはご主人様が個展に出される絵で、高さはなんと2.5m以上もあります。確かにこの大きさの絵は、普通の家ではなかなか置けません。
アトリエは吹き抜けで天井が高いので、これだけ大きな絵も余裕を持って置くことができます。創作しやすく、暮らしやすい。そんな理想の家を、木のすまい工房さんと打ち合わせを重ねながら、形にしていったのだと話してくださいました。H様もまた、住宅会社を決めた理由に「社員の方が信頼できる」ことを挙げていたのが印象的です。
大きな窓から、アトリエへたっぷりと日差しが注ぎます。太陽の光が絵を照らし、静かな天然の美術館のようです。大きなキャンバスをいくつも置ける広さがあるので、お仕事もしやすそうですね。
外から見たウッドデッキにも、制作途中の絵がありました。天気の良い日は、ここで描かれることも多いのだとか。鳥の声や虫の声、風の音や木の葉のこすれる音を聞きながら絵を描くのはとても気持ちが良さそうです。家からウッドデッキに出る際に段差がないので、安全に絵を運ぶことができます。
2階がLDKになっており、1階とはまた雰囲気が異なります。白い壁とナチュラルな木の組み合わせが優しい印象です。飾られているインテリアのセンスの良さにも目が行きます。天窓からも光が入ってくるので、日中は電気を点けなくても明るく過ごせます。
木の梁がお部屋のアクセントを添えていますね。さらに、奥にはロフトもあります。「あまり物を増やさずに暮らしたい」と話されるように、シンプルですっきりとしています。いつも新鮮な気持ちで、ご夫婦の時間と創作に向き合う時間を大切にして暮らせそうです。
明るくて居心地の良いダイニングで、私も一緒にコーヒーをご馳走になりました。私が中学生の時の美術の先生とお知り合いとのことでびっくり。楽しいお話の数々、ありがとうございました。 いつまでも芸術とともに暮らす、いつまでも二人の時間を楽しみながら過ごす。ご夫婦のセンスと優しさが形になったような木のお家でした。
撮影&取材 安藤信作さん