困難にくじけない強い心|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
CHAIRMAN BLOG
会長ブログ
困難にくじけない強い心|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2023-02-20
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
- 2023-02-20
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
松下幸之助さんの言葉を見つけました。この言葉を深く知りたくて調べてみました。PHP研究所の大江弘さんがこの言葉をわかりやく解説していただいています。今回は私の言葉ではないですが、感銘を受けましたのでご紹介します。
「風が吹けば波が立つ。波が立てば船も揺れる。揺れるよりも揺れないほうがよいけれど、風が強く波が大きければ、何万トンの船でも、ちょっと揺れないわけにはゆくまい。これを強いて止めようとすれば、かえってムリを生じる。ムリを通せば船がこわれる。揺れねばならぬときには揺れてもよかろう。これも一つの考え方。大切なことは、うろたえないことである。あわてないことである。うろたえては、かえって針路を誤る。そして、沈めなくてよい船でも沈めてしまう結果になりかねない。すべての人が冷静に、そして忠実にそれぞれの職務を果たせばよい」
困難なこと、誰しもそれらにじっと耐えなければならないときが必ずきます。そうした際に、こんなはずではなかったとくよくよ悔やんだところで何の解決にもつながらないでしょう。また、あわてうろたえ、無茶な方法で対処しようとしてさらに状況を悪化させてしまう話もよく耳にします。うろたえることなく冷静に状況を見、考え、判断し、適切な行動をとるよう自分自身に言い聞かせることが大事です。もちろん人間ですから、いつも冷静沈着というわけにはいかないでしょう。だからこそ、苦境に立った直後はあわてて事を起こさない、しばらく間を置く、多少冷静さを取り戻した段階で再度状況の把握に努め、何をなすべきか検討して迅速に行動するということを心がける。日頃からそうした心構えでいるならば、いつかそれが習い性になり、心は強く養われるのではないでしょうか。
「そして、治にいて乱を忘れず、油断しない」と説いています。
物事が順調にいっているとついつい油断しがちです。その油断がゆるみとなり、些細なミスを生む。それを軽視し、放置していれば、やがて大きな失敗にもつながりかねません。そもそも仕事に限らず何事であろうとも、常に順風満帆ということはありえないはずです。良いときがあれば悪いときもあるのが仕事であり、私たちの人生ではないでしょうか。松下幸之助さんは、決して順調な状況に心を許してはならないと次のように述べています。
「人間の心というのは不思議なもので、調子のいい状態がしばらく続くと、どうしてもつい油断するといいますか、安易な気持ちになりがちです。それで昔から〝治に居て乱を忘れず”というようなことをいって、無事平穏なときでも、困難に対する心の備えを忘れてはならないと戒めたりもしたのだと思いますが、そういう戒めがあっても、やはり、順境になれてしまいがちというのが、お互い凡人の常ではないでしょうか」
大事なのは、どれほど調子がよく物事がうまくいっていようとも油断しないことでしょう。思いもかけずやってくる困難のための準備をしておけば、決したあわてることはありません。たとえ愉快に遊んでいるときでも、問題が起こったときの心づもりをしておくことで、心の面の備えもできます。
「困難にぶつかる体験が心を強くする。」
困難にくじけない強い心があれば、仕事はもちろん人生においても大きな成果が上がります。
「うろたえず冷静に心がける」
困難はお金を払わなくても向こうから勝手にやってきてくれます。つまり困難は、授業料を払わずして得られる鍛錬のチャンスであり、感謝すべきことだとも考えることができます。ぜひ前向きに受け止め、困難を積極的に自分を鍛える機会として活用したいものです。
思い起こせば、私は今まで困難な事を乗り越えてここまできました。
今、私の反省は、木のすまい工房の皆が困難になった時に私が、助け舟を出しすぎる事です。
皆の鍛錬のチャンスを奪っていました。
素晴らしい事を教えていただきました。
今回も言葉の素晴らしさを実感しています。
楽しくなってきました。
皆様、これからも木のすまい工房をよろしくお願いいたします。
千葉の注文住宅なら木のすまい工房へ
RECENT
新着記事
- 2025-05-12
- 自分らができる事
- 2025-05-05
- スタグフレーション
- 2025-04-28
- 品川ショールーム、プレオープンしました。
ARCHIVE
アーカイブ