繁華街に行くと海外の方が増えてきました。

私は、仕事上、土日祝日は出歩く機会が少ないですので、平日に出歩く機会が多いので余計に海外の方の比率が増えます。

これは、アフターコロナの影響もありますが、海外のインフレの進行に比べ日本のインフレの進行が遅れている。そしてこの円安。日本は、海外の人にとって相当魅力的に見える筈です。

欧米特にアメリカではインフレ退治のために金利の上昇をこの２年間で加速させました。しかしながら、インフレ退治の効果が無く、個人消費の落ち込みも少なく、逆に購買意欲が進んでいます。本来、インフレが進むという事は物価上昇を意味しますが、貨幣価値の目減りでもあります。そうなると預金がある人の購買意欲は低下する筈です。という事は、欧米では個人の現金以外の資産形成の割合が大きいのかも知れません。反対に消費高齢化が進んでいる日本では、年配者ほど預金率が大きいですので、インフレが進むと個人消費の落ち込みが大きくなります。

難しいでうね。

グローバル化の中では、他国と同じ様にインフレ率になるのが正常な考えですが、しかしながら、少子高齢化の我が国では、他国と同じインフレ率なると個人消費が落ち込み、他の国より不況がいち早く訪れる事になります。

生産大国日本から脱皮して、新たなイノベーションを生み出し、この逆境を乗り越えられる国創り、大きな課題です。

この課題は政治家や官僚だけが考えるのでは無く、私たち民間の会社が大きな経営課題として取り組むべきです。

考える事が多いから経営は面白いのです。

これからの課題、整理できました。

頑張ります。

これからも木のすまい工房をよろしくお願いします。

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