こんにちは。すまい創り総務室の沢瀬です。

庭先にビオトープを作っています。

ビオトープとは、ビオ（生命）とトープ（場所）という2つの言葉を組み合わせた合成語で「小さな生き物たちが自然の中で共生している空間」を意味しています。

上の写真のように人工的に水辺の空間を作っています。

まず、使っている容器ですが「トロ舟」といってコンクリートを混ぜる時に使われている容器を使用しています。なるべく大きな容器の方が、水温の変化や水質の悪化の影響を受けにくいそうで、このトロ舟が大きさや深さなどちょうどよくて、よく使われているそうです。

底には「ひゅうが土」という軽石を敷きました。

多孔質といって石の表面に無数に小さな穴がありますので、バクテリアが繁殖しやすく、このバクテリアが「生物ろ過」と言われる水を浄化する役割があります。

そして水生植物を植え、浮き草を浮かべ、溶岩石や余っているピンコロを設置してトンネルを作ったり、立体的な空間を作り出しました。

ビオトープの主役は10匹のシロメダカです。

所狭しと元気に泳ぎまわっています。

そして、この空間の中に一緒にいるのがタナゴ、ドジョウ、ミナミヌマエビ、タニシです。

彼らにはそれぞれに役割がありますので、これは次の機会にご紹介します。

ゆっくり休める空間や寝床を考えたり、遊び場を作ったりと、ある意味住まいづくりともつながる部分もあり、頭を使いながら様子をみながら、そして楽しみながら作っています！

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