巨大地震。 | 千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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巨大地震。

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元旦の能登半島地震では、山間地を結ぶ道路が各地で寸断され、多くの人が水道や電気などのインフラが止まったまま、冬の寒さの中での避難を余儀なくされ二か月が過ぎましたが、ライフラインの早期復旧、復興が待たれます。

関東大震災から100年が経ちましたが、30年以内に首都直下型地震や40年以内に南海トラフ巨大地震が予測されるなど巨大地震の発生が予測され他人事ではない状況です。

木のすまい工房では、強い家を創る為に、許容応力度計算という構造計算を必須にしています。

一般的な2階建て以下の木造住宅のほとんどは、建築基準法第6条第4号で規定する「4号建築物」と呼ばれています。4号建築物は、建築基準法で確認申請の審査を簡略化することが認められていて、建築士が設計していれば提出図書の省略などが認められています。
この場合、構造安全性のチェックを行わなくてもよいという意味ではなく「チェックは行う必要はあるが確認申請の審査において、簡略化が認められている」という意味です。
なので、4号建築物は荷重・外力(地震力・風圧力)に基づいた「許容応力度計算」などの構造計算は求められていません。
一般的には「仕様規定」と呼ばれる範囲内で構造安全性のチェックを行います。
下記のものが対象となります。
・木造の建築物
・階数2以下
・延べ面積500㎡以下
・高さ13m以下
・軒の高さ9m以下

木造住宅の仕様規定には、3つの簡易な計算と8つの仕様ルールがあります。
<簡易な計算方法で確認>
1.壁量の確保(壁量計算)
2.壁配置バランス(四分割法)
3.柱の柱頭・柱脚の接合方法(N値計算法)
<仕様を守って計画>
4.基礎の仕様
5.屋根ふき材等の緊結
6.土台と基礎の緊結
7.柱の小径等
8.横架材の欠込み
9.筋かいの仕様
10.火打材等の設置
11.部材の品質と耐久性の確認

一方で、現在当社が標準にしている構造安全性の確認は「許容応力度計算」に基づいています。
小規模な建築物に用いられる構造計算です。ビルなどは更に高度な計算となります。
建物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの長期荷重、及び短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較する詳細計算です。
建築基準法では、構造計算を行う際の「許容応力度計算」の進め方を以下のように示しています。
1.住宅などの建築物の構造耐力上主要な部分(柱・梁・床・壁など)に、荷重(自重や積載荷重等)や外力(地震や風圧等)が作用した際に生じる応力(抵抗力)を計算する。
2.構造耐力上主要な部分の断面に生じる長期・短期応力を、応力の組み合わせによって計算する。
3.構造耐力上主要な部分ごとに計算した長期・短期応力度が、長期・短期許容応力度を超えないことを確かめる。
4.構造耐力上主要な部分である構造部材が変形・振動により使用上支障が起らないようにする
このように、一般住宅の計算としてはかなり高度なものです。

この計算は、平面形状が不整形、空間が特殊な場合などの完全自由設計の注文住宅では必須になりますが、簡易計算での耐震等級3表示が一般的です。木のすまい工房の耐震等級3の根拠は簡易計算ではなく詳細計算に基づいていますので、世界に一棟しかないお施主様だけのプランのお打合せを楽しんで頂き、一緒に創っていく家創りになります。

 

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    Posted by 片岡 博文

    多くのお客様と出会い、信頼をベースに家づくりをしていきます。
    映画、読書、車好き。30年来の矢沢永吉ファンです。  
    【資格】二級建築士、宅地建物取引士、1級施工管理技士、2級技能士3職種、衛生管理者、公害防止管理者
    【経歴】一部上場部品メーカーで16年間製造技術の経験をした後、お客様の喜びを自分の喜びにするために、一念発起して住宅業界に飛び込みました。15年に亘り、輸入住宅、自然素材住宅で多くの事を学び、それぞれ部長職を務め沢山のお客様のお住まい創りに携わりました。木のすまい工房では、今までの豊富な経験を生かし、少しでもお客様のお役に立てるように、お客様と一緒にすまいづくりをしていきたいと思います。 
    【モットー】今日一日、怒らず恐れず悲しまず、正直、親切、愉快、力と勇気と信念を持って活きる。

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    千葉の注文住宅【木のすまい工房】

    千葉で注文住宅を建てるなら【木のすまい工房】へ。
    当社は住まいそのものに拘り、『強さと美しさ、そしてその先にある遊び心』をテーマに木のこだわり、自然素材をふんだんに使い、優れた材料、優れた技術で注文住宅を創造する千葉の工務店です。
    私たち【木のすまい工房】は、大手住宅会社では扱いきれない様々な”個性のある自然素材”や”こだわりの素材”などをふんだんに使用し、デコレーションに頼らず素材その物の美しさをいかしながら、いつまでも飽きのこない住まい創りを行っております。
    飽きのない住まいに遊び心をちりばめる事で50年後も100年後も住まい続けられる、『遊び心のある家』を創る事が出来ると信じます。
    まず木のすまい工房では根拠をもった頑丈な住まいをつくるため 通常3階建てから必要な構造計算(許容応力度計算)を実施し耐震等級3をとっております。構造計算による耐震等級3の取得は注文住宅を検討する上で安心していただけるのではないでしょうか。
    また、材料については、木のすまい工房は柱や土台に最高級の桧を使っております。木のすまい工房が使う桧は含水率15%まで乾燥させ建物を安定させ、強さはヤング係数110以上(土台は90以上)です。50年後も100年後も強い住まいをつくるために最高級の桧を使いたいという木のすまい工房の思いです。
    そのすぐれた桧の耐久性を活かす断熱材がセルロースファイバーです。吸放出をする自然素材の断熱材セルロースファイバーは壁の中で結露を起こさず、優れた、断熱性能を発揮します。このような構造材が心地よい木の家を実現します。また、内装においても、自然素材にこだわっております。床材は全室、無垢のフローリング、壁は吸放出性能の高い漆喰壁と一部薩摩中霧島壁を使っており、いつも室内はきれいな空気です。
    また、注文住宅をご検討であれば、デザインも重要です。木のすまい工房は根拠をもった構造計算で自由な発想で優れたデザイン住宅を目指しています。
    千葉で多数の実績をもった木のすまい工房のデザイン住宅はショールームのギャラリーでご確認いただけます。
    是非、ショールームや完成現場見学会で、自然素材にあふれる、木のデザイン住宅を体感してください。
    【木のすまい工房】は、千葉県八千代市に店舗を構えておりますが、施工対応エリアは千葉県全域、東京、埼玉、神奈川となっております。(施工できないエリアもございます。)
    アフターメンテナンスもしっかり行っております。
    注文住宅に関する事ならお気軽に千葉の注文住宅の工務店【木のすまい工房】にお気軽にお問合わせ下さい。

    私たち木のすまい工房は、
    自然が素材に与えた強さと美しさを
    絶えず研鑽し、そしてその先にある
    遊び心を追求する集団です。

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