マンションの床の構造は直床構造と二重床構造があります。

直床はコンクリートスラブの上に直接フロアー等の仕上げ材を施工する工法で、二重床はスラブの上に束を立てパーティクルボード等で床下地を作りその上にフロアー等の仕上げ材を施工する工法になります。

マンションの場合、床の防音にも規定がありますので，直床の場合は仕上げ材としてクッション材と一体となった遮音フロアーやフエルトを下地にしたカーペット等、防音性の高い仕上げ材を使用しなければならなく、二重床の場合は防振ゴムの付いた束を使った床下地を作って遮音性能を維持することが必要になります。

今回は二重床にて施工ですが、温水式の床暖房を同時に施工するため、床暖房パネルを施工する部分は置床のレベルを床暖房パネルの厚み分を低く施工して、床暖房の入らない部分と平らになるよう施工します。

この後　無垢のフロアーを施工して仕上がりになります。

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