伝統工法|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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伝統工法|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2025-04-07
- スタッフブログ 鈴木 浩史
- 2025-04-07
- スタッフブログ 鈴木 浩史
伝統工法とは 日本に古来から伝わる建築工法で、木組みの柔軟性を
活かした木造工法です。
金物を使わず、木の特性を活かす仕口、継ぎ手でくみ上げられています。
柱の結合部がボルトなどの金物で固定されていないため、地震の際には
建物全体がわずかに変形し、揺れを吸収・受け流す働きを可能としています。
伝統構法と在来工法の違いについて、構造的には建築の専門家でも
明快に区別できないのですが、柱を使って家を建てるという構法を
木造軸組構法といい、筋交い、付属金物や構造用合板で壁量を確保
して壁量の確保で家を建てるという構法を在来工法といいます。
伝統構法は壁量に頼らず、構造架構、すなわち木組みそのもので家
を建てるということで、壁に力を求めず単なる間仕切りと考え、
大きな木を柱と梁として力強く組み合わせることによって耐力を
生み出す考え方です。
4月からの建築基準法の改正により、伝統工法を活かした施工が
難しくなり、今後どのように残すかが課題になりそうです。
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