パッシブデザイン効果が高い落葉樹|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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パッシブデザイン効果が高い落葉樹|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2025-04-07
- スタッフブログ 沢瀬 健一
- 2025-04-07
- スタッフブログ 沢瀬 健一
こんにちは。すまい創り総務室の沢瀬です。
庭木を選定する時には、一年中緑を楽しむことができる「常緑樹」を選ぶか、季節を感じることができる「落葉樹」を選ぶか、というのが一つのポイントになります。
特に南面の樹木を選ぶ際に落葉樹を選ぶと、その特徴が多いに発揮されます。
夏は生い茂る葉によって夏の日射を遮ってくれます。
また夏の暑い日に木陰に入るとひんやりと涼しく感じると思います。
植物は葉の裏にある気孔で呼吸をしており、呼吸の際に樹木の体内の水分を放出しています。この現象を「蒸散」と言います。この水分が蒸発していく際、周りの熱を気化熱で奪うため、木陰は涼しく感じられるのです。樹木によってつくられた日陰=緑陰は蒸散の力により、心地よい空間になっているのです。
逆に秋から冬にかけては、葉を落としますので、太陽の光が家の中まで入って温もりを感じることができます。
なお、落葉樹が葉を落とすことには理由がありまして、冬場に気孔から余分な水分を蒸発させないように葉を落とすことによって、水分不足で枯れないようにしているそうです。
自らの身を守るための、自然の知恵なんですね。
夏の暑い日差しを遮り、冬には温かさを取り込む。
樹木の選び方を工夫することによって、快適な生活につながります。
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