こんにちは。

前２回にわたってお隣の国、韓国のすまいを紹介してきましたが、今回が最終回です。

韓国のすまいの最大の特徴は、ズバリ、オンドルですね。

オンドルとは、韓国のすまいに古くから備わる、床暖房システムです。

昔々は炭を使っていたようですが、現代では温水床暖房システムとなっています。

それも、リビングだけ、のようなケチな話ではなく、「全館」です。

韓国の冬は寒く、ソウルでも―10度位まで冷え込みます。

そんな気候なので、暖房システムは絶対的な必需品なんですね。

韓国のすまいで驚くのは、床です。

ほとんどのすまいが、フローリングではなく、CF（クッションフロア）なのです。

前回ご紹介した新築の50階建てマンションも、床はCFでした。

なぜCFなのか？　詳しくは分かりませんが、床暖房システムと関係しているのかも知れません。

韓国のすまいは、基本的に日本のすまいより気密性が高く、夏も冬も快適に過ごせます。

韓国に行かれた際には、明洞の化粧品店や南大門の屋台だけでなく、すまいにも興味を持って頂けたら幸いです。

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