「住宅会社」|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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- 2019-06-03
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
- 2019-06-03
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
今大変ありがたい事に、社外の業界活動をさせていただける機会が増えてきました。それは、それで何かと大変な事も多いですが、少しでも業界や社会にお役に立てればと思い活動しています。それと同時に、新たな築きや考え方の整理の場としても学ばせていただいています。大変ありがたい機会です。大変感謝しています。
私達の住宅業界は、住宅メーカーやビルダー、工務店、様々な呼び名がありますが、定義があいまいで何かピンときません。住宅は製造販売ではなく、企画、設計から多種多様な部材や工法を駆使しながら、造り手がベストの施工方法を考え完成させていきます。その部材や工法、施工場所の一部を工場で行うことで住宅メーカーと言ったり、数が多ければパワービルダーと言ったり、でも何か違うのです。工務店との呼び名も大いになじみがありますが、施工の請負の意味合いが強いような気がします。住宅の企画から設計、施工、アフターメンテナンスまで行う業態はあくまでも「住宅会社」という呼び名で、工事のみ請け負う業態を「工務店」と呼ぶのがベストのような気がします。この呼び名はどうでも良い事のように思われるかもしれませんが、少子高齢化により人口減が進む日本において、自動車業界のようにアライアンスや再編を組むうえでも業態の整理はしておかなければなりません。ましてや住宅業界のシュア率は先の大手住宅メーカーが25%、パワービルダーが25%、その他のシェアが50%もある特殊な業態です。今後の住宅業界の再編やアライアンスを考えても50%のシェアを無視できません。今までのように大手住宅メーカーが50%のシュアを取りに行っては失敗するのではなく、50%の市場がある事を理解し、50%の市場の中身を分解すると、様々な市場のニーズが隠れている事も理解できると思います。その中で住宅業界として様々な市場のニーズにどうやって答えていくか、どうやって住宅業界が発展していくかを真剣に考える時期に来ていると思います。木のすまい工房も微力ではございますが、少しでもお役に立てればと考えています。
皆様これからも木のすまい工房をよろしくお願いします。
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