今までの感覚的にデパートは、

地方も含め都市（中心地）に数店舗を有する感じがしていましたが、

今は、一都市一店舗がスタンダートになっているのですね。

また、地域によってはデパートが無い地域も存在し始めています。

この事の要因は、少子高齢化と一言で言っていましたが、

なんか違うような気がします。

では地域の中心地のデパート等が何故、競争力が低下したのか、

『Amazon等のネット社会の影響？』

『イオンタウン島の郊外店舗？』

『消費意欲の低下？』

様々な要因はあります。

また、中心地に駐車場が少ないとか、

交通網の整備により大きな都市に人が流れるなどの声もよく聞きます。

本当にそれだけでしょうか？

大阪に天満橋に以前、松坂屋がありました。

松坂屋の撤退後、

施設の老朽化もあり取り壊しの計画もありましたが、

川辺（大川）をの景観を生かし、

天満橋は見事に水都として復活して居ます。

水都大阪の計画は建築家の安藤忠雄さんの草の根運動から始まっています。

人々が集まる場所として楽しい空間となりました。

同じ様に地方都市は歴史的にも大きなポテンシャルを持った都市が多いです。

このポテンシャルを大事にしないと、

特に都市部にはデパートなどの建造物としての今までの資産があります。

この資産を最大限に利用し、新たな空間を創り都市を再生させる。

凄く夢がありますし、大切な事です。

是非、微力でもこのような取り組みに参加したいです。

皆様、これからも木のすまい工房をよろしくお願いいたします。

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