「三隣亡」って何ぞや？

暦の入ったカレンダーを見ていると「三隣亡」と書かれているのを見た事ありますか？

子供の頃は、悪い事が起こる日だと思っていました。

由来：陰陽道（おんようどう）の思想に基づき、室町時代末期に暦注として登場しました。

江戸時代にはさほど強い禁忌はなかったものの、明治時代以降、都市民の間に広まりました。

この日に建築を始めると、火災などの災いが起こり、隣家や近隣三軒にまで及ぶとされています。

特に、普請始め、柱立て、棟上げなどの建築の重要な工程は、三隣亡の日に行うことを避けるべき

とされています。

信じるかどうかは人それぞれ違いますので、各々の判断に委ねられていますが、弊社では避ける

ようにしています。

「三隣亡」と「大安」が重なる日がありますが、三隣亡が消える事は無いので上棟などは避けます。

その他、建築会社で水曜日が定休日のお店が結構ありますが、「水」が「水に流れる」ことを連想させ、

この日に契約をすると水に流れる意味合いから、縁起が悪いと捉えられるためお休みのところが

多いようですね。

ちょっとした雑学でした。

今月も新しい建物が続々と誕生していますので、気になる方はお問い合わせくださいませ。

千葉と東京の注文住宅なら木のすまい工房へ