こんにちは。すまい創り総務室の沢瀬です。

最近、「睡眠の質の向上」というキーワードをよく耳にします。

これは、とある健康飲料の影響が大きいと思いますが、実は住まいの工夫でもこの効果を得ることができます。

それは、照明器具の一つの機能である「調光機能」です。

調光とは、照明の明るさを調整できる機能になります。

こちらの機能ですが、夜間に明るさを調整することによって部屋の雰囲気を演出するというイメージが大きいかと思いますが、もう一つの大事な役割として「人の体内リズムを整える」うえでも大きな効果があるのです。

人は朝になると目が覚めて、夜になると眠ります。

このような規則正しい1日の体内リズムは、健康維持のために不可欠なことです。

「適切な時間」に「適切な量」の光を浴びないと、体内リズムが乱れて睡眠を促すホルモンが正常に分泌されなくなるそうです。

朝起きて日中に適正な光の量を浴びていても、夜に余分な光を浴びてしまうと体内リズムが乱れてしまい、十分な睡眠を取ることができなくなってしまいます。

そこでLEDの調光機能をうまく使うことによって、自然光と同じような1日の流れを作り出すことができます。

調光機能で夜間の光を抑えることによって自然な眠りを誘い、その結果「眠りの質を高める」効果につながるのです。

この調光機能は、雰囲気作りだけでなく、実は私たちの体にも良い効果があるのですね。

リビングや寝室で使用すると効果が大きいと思いますが、是非照明器具の検討の際のご参考にしていただけたらと思います。

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