先週は、久々の社員旅行でした。何年かぶりに紅葉を観る事が出来て感動しました。人間より遥かに長い歴史を持つ地球の自然色は、心を落ち着かせ豊かにする事を再認識しました。アースカラーとは、大地や植物など、地球に存在する自然物を見本にした色のことを指し、建築でも多用されています。

帰りに化粧直しが終わった日光東照宮に参拝に行きました。以前観た東照宮より艶やかで、当時の人はその威厳に驚いたであろうと想いを馳せました。日光東照宮の中でも一段と存在感を示す陽明門の柱は1本だけ逆さにして建築されています。これは日本人の完成した物はいつか滅びてしまうため、まだ未完で未来永劫という思想に根付いています。世の中で完璧なものはなく、仮に完璧や完全と思った瞬間から衰退や退化が始まる事への警告です。まさにその通りですね。謙虚に真摯に家創りに邁進して行く事を改めて誓った一日でした。

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