企業も文化も到達点はありません。|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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企業も文化も到達点はありません。|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2015-06-29
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
- 2015-06-29
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
6月27日に、虎ノ門アートワークスと題する小規模なデザイン会議で知り合いになりました増田さんのお父様が会長、お兄様が社長で自らも取締役として経営されている、銀座のカフェーパウリスタにお邪魔しました。
カフェーパウリスタは日本初のカフェーで、「銀ブラ」の語源とも言われています。ちなみに「銀ブラ」は、銀座を「ぶらぶら」するではなく、銀座でカフェーパウリスタのブラジルコーヒーを飲むと言う事らしいです。
HPを拝見させていただきますと、『上滝太郎、吉井勇、菊池寛、佐藤春夫などの大正の文豪たちが常連として、また、ジョン・レノンとオノ・ヨーコがおしのびで通った店』と書かれています。
その日は虎ノ門デザインワークスの主催メンバーである、増田さん、岡さんさん、渡部さんご夫妻も来ていただき、ザハのオリンピックスタジアムの話題など建築デザイン談義をさせていただきました。その中で、銀座デザイン協議会の話題になり銀座デザインルールの存在を知りました。
このルールは、銀座にふさわしい景観やデザインの指針です。
その背景には銀座を香港や渋谷みたいにしたくないとの考えが根底にあるとの事です。もちろん香港や渋谷の文化の否定ではないです。そこには銀座らしさの追求があるとの事です。
すごさを感じませんか?
「銀座らしさ」を追求していくのか、
「銀座らしさ」をただ残すのか
この違いです。
「らしさ」が進行形か、到達点かです。
同じ「らしさ」でも、考え方の違いで、目的意識が大きく変わります。
企業が進化し続けるのか、衰退していくのかにも通じます。
企業も文化も到達点はありません。
そこに関わる人々が、到達点を求めないで、いつまでも進化、成長する事に果敢に挑戦するその姿勢が大切です。
その姿勢がなくなった企業や、文化はそこが到達点と成り、何も生み出さない、何も魅力がない、企業や文化に成るのです。
そのような企業や文化って多くないですか?
でも、そのような企業や文化に関わっている人たちは既存権や、過去の栄誉に目がとらわれがちで、その事に全力を注ぎ、進化、成長に力を注げない、というバットサイクルに陥っています。疲れるでしょうね。
木のすまい工房は、これからも、進化、成長する事に果敢に挑戦します。
同じ疲れるのでしたら、いつまでも、進化、成長する事に果敢に挑戦し、思想、仕組を創り上げる事に全力を注ぎます。
いつまでも、魅力ある企業であり続けたいから、私達は頑張れます。
その事を成し遂げられるのは、私達しかいないと、木のすまい工房のスタッフは自負しています。
私達、木のすまい工房のスタッフは、未来の木のすまい工房を楽しみにしています。だから今を頑張れるのです。
皆様、これからも木のすまい工房をよろしくお願いします。