木のすまい工房では、アライアンス提供の話が具体的に進めています。

詳細は後ほど発表させていただきますがアライアンスの目的は

技術のさらなる追及と造り手の育成です。

今後のわが国の環境や住宅業界において様々な課題が発生すると考えます。

その中で以下の二つの問題に着眼しました。

一つは、人口減少による造り手の現象です。

住宅業界での現場の労働人口はクオリティや

人間性（真面目）が必要とされ、職人気質の世界の為

なり手が少なかったり、続かなかったりと年々減少傾向にあります。

更に、女性の進出が出来づらく、

外国人就業者の年数規制が足かせになり技術の習得が出来なかったりと

代替えが効きづらいのが現状です。

もう一つは、技術の革新がしづらい事です。

住宅業界の特性として、仕事を細分化して各職人が請け負う形態、

いわゆる分離発注の形態をとっている為

住宅会社としては専属の職人をどれだけ抱えられるか、

腕の良い職人をどれだけ抱えられるか等が

ポイントになっています。

勿論この事は今後も最重要な事ですが、

新たな技術の導入や、

今後採用したい技術や仕組みの導入を考えた時に

分離発注の形態が足枷になります。

職人はなかなか新たな事に取りくむのは嫌がります。

やりたく無いとか、出来ないのではなく

職人の世界が技術の継承の世界ですので

新たな技術を創り出す事が苦手であったり

今まで継承してきた事と異なることを行う事に抵抗があったりします。

それでしたら私達が自ら技術を創り出したり、

新たな技術や仕組みを覚えたりする事で

私達が技術や仕組みを職人に継承させることができます。

その事は、技術の挑戦のスピード感が格段と増すと考えます。

今回のアライアンスでこの事を行いたいと考えています。

アライアンス、今からワクワクしています。

これからの木のすまい工房をご期待ください。

皆様これからも木のすまい工房をよろしくお願いしす。

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