マイクロソフトのCEOのナデラー氏がコロナ禍の中で

「二年分のデジタル変革が二か月で起きた」

と述べています。

その事を受け、ドラッカー学会の佐藤等さんは、

「強調したいことは、もはや二か月前の社会の状況に戻ることは無いという事です。漫然とコロナ以前の通りに事業を進めることは危険で、私達が同じような風景に見えても知らないうちに二年ほど時計の針を進めた未来の社会を生きているのです。この事を前提に事業の内容、提供の仕方などすべてを総点検する事が求められています。その際に重要な事は、拠って立つべき基盤としてこれまで貯蓄してきた組織の強みを生かす事です。強みを生かさずして事業が生き残る事は不可能です。組織の強みとは、知識、すなわち何かを成し遂げる能力に他なりません。」

と言っています。

二年分の針が進んでいる、すごい事が現実に起こったのですね。

住宅産業でも、在宅勤務の為の仕事部屋や離れのご提案や

居住地の選定で今までは通勤の距離や時間が土地選びでの前提条件でしたが、

今は、在宅勤務の為毎日の通勤を考慮せず、

自身が住みたい所に住めるようになります。

今はまだ、コロナ禍が落ち着けば元に戻ると考えがちですが、

社会、そして時代は大きく変わります。

それも国内だけではなく世界規模で変わるわけですから、

凄まじいスピード感で変わるはずです。

そう考えると、なんか楽しくないですか、

時代の変化のど真ん中に生きられるのですから、

この変化大いに楽しみましょう。

考えて考えて考え抜いて、変化についていきます。

楽しみになってきました。

皆様これからも木のすまい工房をよろしくお願いいたします。

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