悩んだり、考えたり|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
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悩んだり、考えたり|千葉の注文住宅なら木のすまい工房
- 2020-07-13
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
- 2020-07-13
- 会長ブログ 阿久津 弘幸
変な気候が続いていますね。
昨年の台風の被害を思い出します。
最近、昨年の台風で屋根換気から雨がさした
オーナー様の点検に同行させていただきました。
屋根裏にもぐり屋根換気の部分の点検をしましたが、
断熱材のセルロースファイバーや木部を含め
屋根裏の環境が大変良好の状態になっていました。
この状態を作り出すためには、通期と換気が不可欠です。
しかしながら、雨を入れないためには、この隙間が邪魔になります。
このジレンマは常に付きまとうのが建築です。
このジレンマを解決するためには、
十ゼロの考えではなく自然災害での被害を受けた場合に
その後、元の状態に近い形に戻すためには?
と、考えると解は見えてきます。
例えば、想定内の雨風で、雨がさす状態を造る事は失格ですが、
しかしながら、稀に見る想定外の雨風での時、
仮に水が差しても如何に少なく
そしてすぐ乾く状態を造る事が大切だと考えます。
この、兼ね合いは住宅会社の考え方次第です。
同じような事は多々あります。
横架材のたわみ量にしても、地盤の考え方にしても、
ある一定の線で、会社が決めなければならない事で
その考えにお客様が賛同していただくかと言う事です。
また、最近厄介なここは、
部材ごとに部材メーカーが施工要領を決めていますが、
それが部分最適になってはいるが、
全体的にみると最適化が出来ない箇所が多々あります。
その時は、私達、住宅会社の責任で決断します。
このような、部分で悩んでいる施工業者さんも沢山いると思います。
この部分でもお役に立てる会社になれば幸せかなと思ったりもします。
悩んだり、考えたりする仕事を与えていただき、
木のすまい工房は、つくづく幸せです。
皆様に感謝しております。
これからも木のすまい工房をよろしくお願い致します。
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